2回目のポーランド 最終日 撤収 |
9月6日(水)3:50頃目覚めるが,なんだか,喉がイガイガする。風邪の前兆のような気がするぞ。これは行かん。昨日少し寒かったからなあ。こんな時にプレコールを忘れたのだ。仕方ない,バファリンを飲んで,もう一度横になろう。ゆっくり寝よう。ということで,目を閉じてじいいーっとしていた。7:00まで横になっていたぞ。喉が少しイガイガするが,悪化していないようだ。鼻もまだ風邪の詰まり具合ではない。シャワーを浴びて,歯を磨き,髭を剃って,朝ごはんだ。
今日は11:00過ぎに部屋を出る。飛行機は14:45発なんだけど,クラクフの空港が時間がどれだけかかるかわからないじゃない。小さい空港だからフィレンツェのように問題ないと思うけど。
ということで,11:05に階下に降りてチェックアウト。ところが,三人組の英語を話すババアが,チェックインである。もちろん,向こうはLadies Firstなので,私はチェックアウトといってもあんぐり口を開けて待っているのだ。ようやく,二人目の服務員がレセプションデスクに来たのでチェックアウト。11:15にホテルを出て,南に歩く。で,郵便局前の電停に来たのが11:20になっていなかった。19番の電車は11:25頃に到着。電車に乗ったが,刻印機が壊れている。しまった,切符を買う必要なかったな。刻印機が壊れているところに検札は回ってこない。2.8ズウォティ(86 円)損したな。で,電車は6,7分で,経済大学駅に到着。徒歩2,3分で,クラクフ中央駅に到着。最初に,ST先生と到着してタバコを吸った広場である。
近代的な駅である。入ってすぐの自販機で,クラクフ空港行きを選ぶ。(これは,別に指定でもないのだが,列車番号と時間が羅列される。ところが,この列車の時刻が無茶苦茶なのである。取り敢えず,時間や列車番号は切符には反映されないので買った。9ズウォティ)この自販機は10ズウォティ札より小さいお金しか受け付けない。仕方ない,クレジットカードで買った。
電車は空いている。20分ほどで空港だ。空港着は12:22。で,チェックインは,エコノミーもビジネスもへったくれもない。私の前には4組客がいたが,1組を除いてすぐに済んだ。私自身も5分ほどかかってチェックイン終了。しかし,ここでまた面白くないことが起こった。あなたのチケットは,カバンが預けられない料金のものなので,別途カバン配送料承ります,なのだ。来る時と同じだ。ルフトハンザはANAと同じスタアラなので,意地悪をするのだろうか。しかし,JALもそれなりの運賃を払っているわけだから,客に対して最大限の努力をすべきだろうと思う。実に了見の狭い会社だ。で,e-ticketの控えを見せて,俺は,2つまでカバン預けられるんやで。というと,またまた電話で確認して,OKとなった。なので,カバンには,クラクフ–フランクフルト–成田—伊丹のタグを付けてくれた。また,チケットも,成田までのものをイッシューしてくれたが。
時間が一杯ある。で,外で,iqosを2 本吸った。空港を歩き回った。時間を潰し,13:25に手荷物検査に回る。ここは約10分でクリア。内部は買い物をするところがいくつかあるが,あまり興味はない。ぶらぶら見ていたら,冷蔵食品で,一昨日食べた餃子があった。これはピエロギ(pierogi)と言うらしい。
時間通り,14:15に搭乗開始である。出た先まで飛行機が待っているから,私たちは飛行機に向かってぞろぞろ歩いていくのだ。
この飛行機はエアバスのA-319なのだが,要するに,ヨーロッパ系の航空会社でよく使われるA-319 や320, 321というのは基本同じで,前と後ろから搭乗できるというやつだ。私の席は22Cだから,30 列まであるので後ろの方だ。みなさん,前のタラップをお使いなので,空いている後ろのタラップから乗った。ラッキーなことに,ほぼ満席なのに,私の22列はABCのBが空いている。非常に快適に過ごすことができたのだ。
フランクフルトには,3分遅れでタッチダウン。ターミナル1Aの一番端っこに到着。来る時はシャトルバスを使ったので,今度はスカイトレインを使いたい。それで,T2 D,Eの方向に進むとスカイトレインの駅がありました。レベル3か4の高いところを走る。こちらの方が快適だ。
ところで,こちらの空港では,エスカレータは,立つところと歩くところを明示している。日本は,歩かずに立ってください,というけどね。
で,T2で,チェックインをし直した。JALさんにルフトハンザさんに意地悪されましたよ,と告げ口。時間は1時間半ある。出国した後,タバコを吸える場所を訪ねて歩き回った。Smoking boothはみんな廃止されて,周りを囲んであるのだ。ゲートCに残っているCamelSmoking Cornerまで行ったぞ。これも風前の灯火だな。
さて,飛行機では,飯を食いながら,トムクルーズが出ているマミーというできの悪い映画を見た。実に退屈だった。それに,ご飯のまずいこと! 最初のオードブルがいつもいけない。今回少しマシだったけど。それから,その後の料理が,ゴタゴタした味の濃い完全な田舎料理なのだ。もう少し薄味にできないかねえ。はっきり行って,美味いと不味いに分けたら「不味い」。美味くない料理と不味い料理のオンパレードである。大半を残して,さっさと寝た。
日本に着く3時間前に目覚めたので,わかめうどんとフルーツ盛り合わせをいただき,キングアーサーという映画を見た。この映画もなんだか面倒くさい映画であった。
成田には,25分早くタッチダウン。カバンも出て来たし,ラウンジで2時間以上過ごさねばならない。まあいいか,今日は比較的元気だ。
2回目のポーランド 全巻の了 成田のラウンジにて